「本を読みたいけど読む時間ない・・・」「本を読むのはいいことなのは分かってるけど、ちょっとめんどくさい」と思ったこと一度はあるはず・・・。
筆者もその一人でどうやったら効率的に本から知識を得ることができるんだろう・・・と思いました。そしてそれができたら、仕事や日頃の生活、趣味など色んなことに応用可能できるようになりますよね。
・読書の時間が限られている人(忙しい)
この記事を読むと、限られた時間で確実に本から知識や考えを学ぶことができるようになります。
効率的に読むコツは「時間を決める × ざっくり理解しておく」
どういうこと?
まず効率とは、「決められた時間の中でどれだけ生産性を上げることができるか」ですよね。
なのでまず、時間を前もって決めておくというのが大事になってきます。
また、「生産性を上げる」ということを読書に置き換えてみると、「新しい知識を得る+理解する」ということです。
読書は「新しい知識を得るため」だけでなく、「理解する」ということが大切です。
知識を得るだけでは、断片的な知識が並ぶだけで、長期的に生かされる知識にならないことが多いからです。
時間を決める
本の読み方は「1ページ目から熟読する」ものだと考えていませんか?
これは「効率的な読み方」とはいえません。経験的にも、「一冊読んだけど、よく分からなかったな」と思ったことあるのではないでしょうか?
読み方というのは1つではなく、「読む時間」や「本の難易度」によって変わっていきます。
そのために読む時間を決めて、それに応じた読み方で読むということが大事になってくる訳です。
時間を決めることで、時間内にできる読み方とできない読み方がはっきりしてきます。
時間によっておすすめする読み方をご紹介します。
骨組みを把握しよう
【時間がない度★★★★★】20分ver
①目次・各章の見出し・小見出しをチェックする
②前書きや後書きを読む
アウトプットしながら構造を読もう
【時間がない度★★★】20分+30分ver
①ざっくり全体に目を通す
②目次を見て何が書いてあったか簡単に思い出す
③各章の本文を接続詞に注目しながら読む
読みたい部分を重点的に読もう
【時間がない度★★】20分+30分+60分ver
①ざっくり全体に目を通す
②目次や見出し、小見出しを見て何が書いてあったか思い出す
③気になるところを集中的に読む
このやり方の良い点は「時間をいくらでも増やすことができる」ということです。
3つの方法がそれぞれ独立しているという訳ではなく、ステップ方式で時間を増やしながら読むことができます。
もちろん最後のステップまでいかなくてはならないということではなく、そのステップによって得られる情報の詳細度が変わるということです。
理解しやすくする
読みたい本の分野が元々ある程度知っている本と全く知らない本では、当然読むスピードや理解度が変わってきます。
つまり、読書の効果をもたらす要素は「本そのもの」だけでなく、「どれだけ今までの知識・経験と結び付けられているか」ということになります。
でも、時には「全く知らない本」を読むことがあるはずです。
そんなときにおすすめなのが「概略を知っておく」ということです。
今では、情報を得る手段がたくさんあるので「手軽さ」の順で紹介していきます。
Youtubeを見る
YouTubeは、「最も手軽に短時間で概略を把握できるツール」です。
話し手も、「どうやったらダイレクトに聞き手に伝わるか」構造を作って話しているため、重要なところが把握しやすいです。
また、速度を調節できるのも限られた時間の中で情報を得たいときにオススメなところです。
しかし、デメリットとして、気付いたら受け身になりがちということがあります。
「理解するために見ている」という意識をもつことがポイントになってきます。
まとめサイトを見る
Youtubeだけでも、ざっくり内容をつかむことができますが、羅列した情報を得るだけでは、「なんとなく分かったけど、内容を聞かれたら応えられない」という状態になることがあります。
そこで、まとめサイトや関連サイトを見ることで「構造的な知識」を得られることができます。
人から話を聞く
知りたい知識に長けた人から話を聞くのも効果的です。
人から話を聞くのは、難易度が高めですが、意外と「最も確実な情報を得られるやり方」でもあるのです。
実際は、ネットの情報は生粋の情報ではなく、読み手に分かりやすく伝えるために加工された情報の場合が多いです。
また、対話の中で情報を得られやすいので、知りたい情報を確実に得られます。
・時間によって読み方を変える。
・理解しやすくするためにYoutubeやサイトを眺めて概略を把握する。
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