EQとは?
EQとは「Emotional Intelligence Quotient」の略で、「心の知能指数」といわれています。
ビジネスでよく聞かれる言葉ではありますが、高いEQをもっていることは「自分の人生を生きやすくする」ことにつながります。
これだけ聞くと、生まれ持った能力であるかのように思えそうですが、EQは後から身につけることができる知能です。
実際EQを高めると、「心の平穏と幸せが深まった」という思いになります。
生活していると「イライラすること」「ストレスに感じること」たくさんありますよね。
しかし、その処理を上手くすることで「幸せ」と感じられる時間が増えたらいいですよね。
この記事を読んで「『幸せ』と感じる人がたくさん増えますように」という願いをもって書いているので、ぜひ読んでいってくださいね。
・「幸せ」を求めている人 ・EQについて基本的なことを知りたい人
EQの恩恵
① 優れた遂行力
![感情を表すボール](https://chiii-blog.com/wp-content/uploads/2022/02/smiley-g401256bca_1920-1024x575.jpg)
情緒的に不安定な場合、遂行したいものに全力で取り組むことが難しくなるのは想像できます。
例えば、営業に来たサラリーマンで、いわゆる「自信がある」状態の人と「自信がない」状態の人、どちらの方が安心して信頼できますか?
情緒的に安定している場合の方が、他人にいい影響を与えることができるので、よいパフォーマンスをもたらしてくれます。
②リーダーシップ
身の回りにいる「この人のリーダーシップすばらしいな」と思える人を想像してみてください。
どんな特徴があげられるでしょうか?
「なんとなく安定していて、頼りがいがある」「安心感がある」といった特徴があると思います。
EQを高める方法
注意力をきたえる
![たくさんのアイデアが書かれたボード](https://chiii-blog.com/wp-content/uploads/2022/02/board-gebb45beb7_1920-1024x683.jpg)
情動的な気持ちを安定させることと注意力がどんな関係があるのでしょうか?
例えば、EQの要素である「自己認識」は自分を客観的に見れるからこそ発揮されます。
自分を客観視するためには、目の前の情動的なことにとらわれる前に「今感情的になっているな」ということに気付く注意力が欠かせません。
その注意力が発揮され続けると、いつの間にか客観的に捉えることができ、EQを高めることができます。
注意力をきたえるとは「自分の体に注意を向ける」ということ
注意力をきたえるとはどういうことなのでしょうか?
まず、気付くことは「自分の体に注意を向ける」ということです。
例えば、毎日やることが多くて焦りを感じていたとします。
その焦り自体にとらわれてしまうのではなく、「心臓が高鳴っている」「胸がつまるような感じがする」という体の状態に注意を向けます。
そうすることで、「焦り」という感情に飲み込まれることなく、タスクをこなすことができるでしょう。
この方法は情動が動いたときにいつでも使えます。
なので、人とのコミュニケーションの中でいやな気分になることを言われたときなどにも使えます。
まとめ
・EQは後天的に高められ、「優れた遂行力」や「優れたリーダーシップ」をもたらす。
・EQを高めるには「注意力」を高めることが必要で、そのためには「目の前の情動を体の状態で捉える」こと。
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