今まで生きてきて人間であれば誰しも悩んだことたくさんありますよね。
それを仲間に相談して自分で解決するということを繰り返して、今日に至るでしょう。
「人間関係」「外見」「将来のこと」「健康のこと」「勉強のこと」･･･。どの世代にも尽きない悩みは多いですね。そして、今も何かしらの悩みを抱えているのではないでしょうか。
そんな悩みを他人に話すということに加えて、心理学を使って分析していくと、思いがけない悩み解決のヒントを見つけることができます。
そもそも人間の悩みは「バイアス」という思考の偏りで起こることが多く、その傾向が強いとくよくよ悩まなくていいことにエネルギーを使ってしまいます。
また、心理学の知見を知ることで人間の思考法を知ることができ、自分の思考も相手の思考もある程度探れるようになります。
これを「怖い」と思う人も多いかとは思いますが、何でもかんでも分かるということではなく、自分が相手を勘違いしない程度に理解できるくらいで、自分があくまでも無駄な不安を抱かず、関わり合えるように心理学を使います。
また、相手の思考だけでなく、自分の思考もしっかり向き合いことができるので小さなことでつまづかなくなったり、たとえつまづいたとしても自分を認めてよりよくなるような思考になっていきます。
そうなれば、悩みごとに対して目を背けず、賢明な判断ができるようになるでしょう！
心理学が大切な理由
根拠が客観的データ
心理学の世界ではよく統計的分析が用いられます。統計には、たくさんの数量(人数)が必要で、その数量の中の割合で傾向や特徴を判断します。
一方で、悩むときに頼るのが他の人の考え方です。友達や家族、自己啓発本などから助言を求めようとする人も多いかもしれません。しかし、それを数量としてみると彼らそれぞれの数量は”１つ”になりますよね。１つの数量と多数の数量のどちらを信用したいですか？
自責するリスクが減る
悩んだときって、どうしても「なんでそうなったのか」という原因を知りたくなりませんか？
そんなとき、ふと「自分には力がないんだ。」「自分なんかそんな才能あるわけない」など、自分の能力を否定したことはありませんか？それを「自責思考」といい、自分にいい影響を及ぼさない考え方です。
ただし、その原因が心理学的に探れるようになると自分の能力や個性を否定することなく、自分の至らなかった原因に気づくことができます。
例えば、メンタルが不安定なことが続いてしまったとき「なんですぐ落ち込んでしますのだろう。だめだな、自分。」というように自分のマイナスなところを責めてしまうことがあります。それを自責観念といい、うつ病にもつながりうる思考です。しかし、そういったマイナスな部分に目を向けるのではなく、科学的に分かっていることを自分の行動様式と照らし合わせて考えていくことで「食生活は乱れていなかったか」などという科学的な知識を持った視点で考え、改善策を考えていけば自責とはかけ離れたものになります。
ちょっと注意してほしいこと
この「悩んだときは心理学で解決する」という方法はとてもオススメできますが、これが決断のすべてというわけではありません。どういうことかというと、決断するのは自分であって科学は決断するための手段に他ならないと言うことです。また、科学にも正解はありませんし、日々変わり続けていく中で昨日までの信用されてきたデータが今日変わることもあり得ます。だから本当の正解は自分が決めたことです。なので、得た科学的な情報から何が考えられるのか、自分にどう使えるかということを自分の頭で考えることが大切です。
オススメの本「DaiGoさんの本と動画」
人間心理についてこれほど述べてる人はいないんじゃないかというくらいたくさんの人間心理の知識を発信してくださっています。１冊の本、一本の動画を見ただけで、自分に必ず使える知識がありますし、それを積み上げていく感覚になると充実感や達成感も生まれ、毎日わくわくします。
ちなみにメンタルずたぼろノイローゼ受験生だった筆者は、センター試験前のこれからというときに予備校を探すほど絶望的な気持ちでしたが、約２年前に初めてDaiGoさんの動画を見てとても救われて、結果的に合格できました。そして今でも「師匠」と思って、DaiGoさんから学び続けています。
それくらい影響力があったのは、DaiGoさんが自分の経験だけでなく、心理という科学の分野で行動レベルで考察して発信してくれたからだと思います。たくさん発行されている本も大体200ページほどですが、わかりやすい説明でとても読みやすいのであっという間に読めてしまいます。動画は、ラジオ感覚で聞くこともできるので続けやすいと思います。
さまざまな人間心理を知り、行動に移すことができれば、今まで自分で持っていた根拠のない考え方や偏った視点に気づくことができ、悩みを解決する有効な方法になると思います。
