直感力とは、「経験を通して、論理を介さず、物事を瞬時に判断する力」のことです。
直感力を才能のように思っている方もいるかもしれませんが、直感力は鍛えることで誰にでも開花することができる力です。
ここでは、直感力を鍛える効果と方法について紹介していきます。
直感力の効果
直感力を鍛えると、
多くの重要な場面でほぼ正確な判断を下すことができます。
例えば、進路や就職、転職や副業など自分のターニングポイントとなる場面で使うことができ、後悔しない選択をすることができるでしょう。
また、成功者と呼ばれる多くの人たちはこの直感力を大事な感覚として利用しています。その中で有名なのが、アップル創始者スティーブジョブズです。彼は直感力についてこう述べています。
「心と直感に従う勇気を持ちなさい。それは、あなたのなりたいものが何なのか知っているものだ。それ以外は、二の次でいい」
スティーブ・ジョブズ
直感力を高める方法「心と脳にゆとりを持つ」
直感力を高める方法を一言で言うと、
「脳や心のゆとりを持つ」ということです。
不安や興奮など一次的な感情が働いているときは直感力が働きません。
リラックスする時間を多く持てば持つほど直感力が働く場面は多くなります。
心と脳のゆとりを持つためには、脳に負担をかけないことが大切です。
そのためにおすすめな方法として、
- 瞑想
- 習慣化することを少しずつ増やす
- その日のスケジュールを立てる
- その日あった出来事や感情を書く
が挙げられます。
瞑想をする
瞑想をすると、物事を客観的にみることができたり、自然とポジティブな思考が生まれます。これは、目の前のことに脳のエネルギーを使いすぎなくて済むと言う点で効果的な方法だと言えます。
習慣化することを少しずつ増やす
習慣化とは、その行動をしないと気が済まない、気持ち悪いと思う行動のことです。例えば、毎日朝起きたら歯を磨く習慣が染み付いていれば、起きてすぐはを磨かないとなんだか気持ち悪いという気分になることです。この状態になれば、自分でモチベーションを起こすことなく必然的に行動することができるので、いい習慣を身につけていけば、脳に負担をかけなくて済みます。
その日のスケジュールを立てる
その日1日のスケジュールを立てると、その日の行動を「予習」することができます。
実際スケジュールがある状態で生活すると、その計画に則って行動しているという安心感があります。また、予測していなかったことが起きても頭だけで考えるのではなく、スケジュールを見て確認することができるので脳が混乱しないことは明らかです。
その日あった出来事や感情を書く
1日の終わりにその日あった出来事や感情を書き出してみましょう。
始めはめんどくさいなあと思っても、だんだん今日会ったことが次々と思い出されてぺんが止まらなくなるものです。特に、嫌なことがあったときはすごいスピードで書くことができるし、それがいい発散になります。
実際この書き方を「エクスプレッションライティング」と言って、自己コントロールに効果的な科学的手法と言われています。
また、これを毎日続ければ日記の習慣として身につきます。日記については、筆者が1年間日記を続けて学んだことや内容についてまとめた記事「日記を書くメリット」があるのでご覧ください。