日記とは、その日の出来事や感情などあったことを記録するツールです。
日記を書き始めたことがある人も中にはいるでしょうが、なぜか続かない…笑
筆者もそんな人の一人で毎日日記を書き続けられないときもありましたが、やり始めて一年経ちました。
飽き性な私がなぜこんなに日記を書くことができたきっかけは「日記を書くメリットに気付いた」からです。
ここでは日記を書くことのメリットと書く内容についておすすめします。
日記は毎日書こうとしない
「え?どういうこと?日記は毎日書くものでしょ?」と思っていませんか?
これはどういうことかといいますと、”まずは毎日書かなければならないという義務感を持たずに気軽にやってみましょう”ということです。
日記は”日々少しずつ積み重ねる”ものですから、始めから頑張ろうとしなくていいですし、やればやるだけおのずとメリットを感じ、続けられるようになるので、”毎日できなくてもいいから続けよう”というスタンスで取り組むことが大切です!
日記を書くメリット
自分の感情と思考回路を明確化することができる
「自分の感情なんて理解している」と思うかもしれませんが、実際に書いてみると意外と気づかない感情を抱いていることに気づきます。
そして、それを明確にし、「なんでそんな気持ちになったんだろう」ということを考え、書くことで自然と自分の感情が起きた経緯を整理することができます。
日記に書かなければ、そのときの「むかつく」「イライラする」という感情だけが後に記憶に残りますが、書くことで全体像が浮かび上がり、なんで「イライラ」したのかや「イライラ」の正体は「嫉妬」や「自責」なのか、などより明確な感情に気づくことができます。
気持ちが安定する
日記を書き続けると、自分の感情が明確になり、感情の経緯を考えるようになります。
それは日記だけでなく、目の前でストレス源が起きたときも同じように考えられるようになるのです。
例えば、友達と興味もないイベントに行くことになり、一日ずっと振り回されたとします。それが、感情だけで動いていたら「イライラ」するだけでとてもつらいですよね。そして、その「イライラ」は後で蒸し返すかもしれません。
でも、自分の感情が明確になると、「自分が今イライラしているのはなんでだろう。・・・自分の大事な時間が奪われているからだ。これから少しでも自分の時間を守るためにはどうしたらいいだろう。・・・そうだ、自分の用事にも付き合ってもらって、ここで済ましてしまおう。」という具合になり、少しでもイライラを紛らわす方法を考えるようになれましたし、自分の都合も果たせたのでWinWinな気持ちになれるでしょう。
前者と後者どちらの感情が安定しているかを問われれば、言うまでもないですよね。
成長マインドを作ることができる
日記は一回書いて終わりではなく、次の日もその次の日も書くものです。
なので、一日一日の日記は点にすぎませんが、それが続くと線になって行きます。
積み重なっていくと、今日の自分と昨日の自分を比べるようになり、今日のやったことが昨日より成長できたり、うまくいったりすると成長を実感でき、満たされた気持ちになります。それに慣れていくと、変わっていくことが楽しくなるはずです。
日記の書く内容
日記を続ける効果は分かったので次は書き方について説明していきます。
自分がやりやすいようにカスタマイズしていいと思いますし、項目を増やすのもアリです。
私が毎日書いている項目は以下の5つです。
- 感謝
- 一番大切にしていること
- よかったこと
- ストレスに感じたこと
- 考えていること
1.感謝
感謝は家族や同僚まで幅広くお礼を書きます。
例)○○さん、忙しいのに私の話を一生懸命聞いてくれてありがとう。
2.一番大切にしていること
一番大切にしていること=やることではなく、何が一番大切かということです。
時間や幸せ、ペットでも大事なものを書いてください。
それを毎日意識することで忙しくて余裕がなくなって判断力が鈍くなってもこれを基準に判断していけるようになるので書くことをおすすめします。
3.よかったこと
一日過ごしてみて、良かったなと思う場面を思い浮かべてください。誰かに親切にできたことや、一生懸命できたことなど小さな事でもいいのでどんどん書きましょう。それでも思い浮かばないという人は、朝はどうだったか、仕事の時はどうだったかというように時間ごとに考えると思い浮かびやすくなります。また、自分で何か挑戦したことなど書いていくと成長マインドがついてきます。
4.ストレスに感じたこと
これは自分がイラッとしたことなどぶつけるように書きます。他人に見せると怖いと思う文でも全然かまいません。大事なのは、自分の気持ちをごまかさずに書くことです。これが習慣化されると日常でイラッとしたとき「あ、これ日記に書こう」と思うだけで切り替えることができます。そして、実際に書こうとしたとき「何書こうとしたんだっけ・・・」となったりして、そのときの怒りは時間がたつと忘れるくらいになっていたりします。忘れるっていいことですね・・・笑
5.考えていること
ここではその日の中で将来のことや新たに考えを深めたことを中心に書いています。自分の思いをつらつらと書いていくので頭の中で巡っていたことを整理するといったところでしょうか。この項目は後で見返すと、「このときこんな風に思っていたんだあ」とか「この考え忘れていたけど大切なことだなあ」と思えるので、何かに迷うことがあったときに立ち返る場所として使えます。
日記を書いてみようかなと思っている人へ
いかがでしたか?
日記は「毎日少しずつ積み重ねる」ことができる身近なツールであり、日記を書く時間は自分のことを振り返ることができる何にも変えられないほど自分を守る大切な時間になると思います。
とはいえ、「毎日続けなくてはならない」と義務を負うものでもないので、例えば「まずは週に3回やってみよう」など小さく始めてコツコツ続けていくこともできます!
みなさんが日記を書く時間をとることで、毎日のストレスを軽減し、毎日成長を感じられる幸せな日々を送れますよう願っています。
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