画像のUIを高める方法

画像UI Web制作

UIとは「いかにユーザがストレスなく使えるか」を考えることが根本となる考え方ですが、それはとても難しいことです。

本来UIは、UX(モノから得た体験)とセットで考えるものなので、今回扱うUIは狭いものになります。

しかし、具体的にUIを高める機能について学ぶことで、UIとUXについて知る第一歩になると思います。

こんな人におすすめ

見栄えのいい画像の貼り方を知りたい
画像のUIを高める要素は何か知りたい
CSSの「box-shadow」は何を指定できるの?

画像の角を丸くする

border-radius

border-radius - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN
border-radius は CSS のプロパティで、要素の境界の外側の角を丸めます。1 つの半径を設定すると円の角になり、2 つの半径を設定すると楕円の角になります。

border-radiusができること

・四つ角の丸みをそれぞれ自由につけることができる

・左右の辺が丸みを帯びている形にすることができる

border-radiusができること

・四つ角の丸みをそれぞれ自由につけることができる

・左右の辺が丸みを帯びている形にすることができる

アイコンを作るときに一番使えるのがこのCSSプロパティ。

また、サイトで高いUIを意識した画像にしたいときなどに画像の角を丸くすることで、「やわらかい」「スマート」というような印象を与えることができます。

Before

After

参考コード

①HTMLファイルにstyle属性を加える方法

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title>Document</title>
</head>
<body>
    <img src="sample.jpg" width="228" height="152" style="border-radius: 10%;">
</body>
</html>

②CSSファイルで記述し、HTMLに読み込む方法

img {
    border-radius: 10%;
}

アイコンは?

border-radiusは最大を100%として表すことができるので、それを設定することで円ができます。

また、アイコンにする最大のポイントは正円であるということです。

つまり、画像の横と縦の比を1:1にする必要があります。

下の参考コードはwidthとheightが1:1になるように設定したものですが、「aspect-ratio:」プロパティを使う方法や「padding-bottom: 100%;」を指定する方法などがあります。

Before

After

参考コード

①HTMLファイルにstyle属性を加える方法

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title>Document</title>
</head>
<body>
    <img src="sample.jpg" width="228" height="152" style="border-radius: 100%; background-size: cover;">
</body>
</html>

②CSSファイルで記述し、HTMLに読み込む方法

img {
    border-radius: 10%;
}

画像に影をつける

 box-shadow

box-shadow - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN
box-shadow は CSS のプロパティで、要素のフレームの周囲にシャドウ効果を追加します。カンマで区切ることで、複数の効果を設定することができます。ボックスの影は要素からの相対的な X および Y のオフセット、ぼかしと拡散の半径、色で記述します。

box-shadowができること

・影の位置を決める

・影の色

・影の大きさ

・影のぼかし

要素に影をつけるということは、Googleが提唱しているマテリアルデザイン「現実世界の物理的法則を取り入れる」の一つです。

ぼかしが大きければ大きいほど、浮いているように見えます。

Before

After

サンプルコード

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>Document</title>
</head>
<body>
  //style="box-shadow: (x軸方向にずれた位置)(x軸方向にずれた位置)(ぼかし)(影の大きさ)(影の色)"
  <img src="sample.jpg" width="300px" height="auto" style="box-shadow:10px 5px 5px 1px rgba(0,0,0,0.3);">
</body>
</html>

CSSはこちら

img {
    box-shadow:10px 5px 5px 1px rgba(0,0,0,0.3);
}

まとめ

画像の角を丸くする

・プロパティ「border-radius」
・アイコンはborder-radius:100%と縦横比1:1でできる!

画像に影をつける

・プロパティ「 box-shadow」
・影の位置だけでなく、影の大きさ・ぼかし・色も指定できる!

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